資金繰り
ウィキリークスは、今も昔も支援者からの寄付によって運営されていますが、
度重なるサーバの移転、それにアサンジ氏の裁判にかかる膨大な費用など、
収益より常に支出が上回り、慢性的に資金不足だと言われています。
オンライン決済システムなどからの締め出しにより、寄付金そのものを集める
手段がなくなるものと思われましたが、現在はFACEBOOK(フェイスブック)内に
「Julian Assange Defence Fund」という基金を設立し、寄付金を募っています。
また、ウィキリークスはオンラインショップを経営しており、そこには
Tシャツやグッズなどが売られています。
ここでの収益も全てウィキリークス活動の資金集めの場として非常に重要であり、
政府レベルの機関から収益を奪われない手段として、ビジネスは有効な手段で
あるかも知れません。
今年になり、ウィキリークス関連の書籍がいくつも発売されましたが、
その背景には、アサンジ氏がしきりに金策を講じている姿があります。
ウィキリークス関連の映画が撮影されるという話も出ているようです。
しかし、書籍や映画に関しては、その場しのぎの金策といわざるを得ないでしょう。
これから先、組織を守るために、どれだけのお金を必要とするのか。
決済システムを凍結された中で、どうやって安定した収入源を保っていくのか。
ウィキリークスには、まだまだ組織存続に関わる問題が山積しており、
安定した収入を得る道を模索し続けなくてはならない状況下にあります。
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