ジュリアン・アサンジの幼少時代から思春期まで
ジュリアン・アサンジ(Julian Paul Assange, 1971年7月3日生)は、1971年、
オーストラリアにある小さな島で生まれました。
ヒッピーのような、ボヘミアンのような自由奔放を求めた両親を持ち、
その両親がアサンジ氏の幼い頃に離婚してから転居を繰り返すようになります。
母親に連れられて引っ越しを繰り返し、転校した数は16才までに37回にもなった
ということです。
当然、そのような状況で、若いジュリアンは友達を作ることはできませんでした。
彼が小学生の時分に、ホームコンピュータの先駆けとなった「コモドール64」を
購入してから、バーチャルな世界に身を置くようになります。
幼いジュリアンにとって、この小さなコンピュータは、どこへ行こうと自分の
そばにいてくれる親友となったのです。
この頃から、ジュリアン・アサンジ氏のコンピュータ人生、そして一定の
居住地を持たない旅の人生が始まったといえるでしょう。
彼は16歳の誕生日を迎えた時、ついにモデムを手に入れました。
時代はまだ80年代終わりで、ホームコンピュータが全く浸透していない頃の
ことです。
これは、彼が初めてネットワークで世界と繋がったことを意味する、
人生最初の転機と呼ぶに相応しいでしょう。
アサンジ氏には、並外れた知能指数があると言われています。
その抜群の頭の回転でコンピュータのシステムを網羅し、やがて天才ハッカーへと
変貌を遂げていったのです。
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