サイエントロジーの内部資料告発
2008年3月、ウィキリークスは、アメリカに拠点を置くカルト集団、
サイエントロジーの内部資料公開に踏み切りました。
サイエントロジーとは恐ろしい集団で、自分たちに批判的な記事は徹底的に
この世から抹消すべく策を講じ、そのためなら手段を選ばないといわれています。
現に、多くのサイエントロジーによる被害者は、教団側からの圧力により、
沈黙を守っています。
教団内部資料には、信者の格付けの方法などが記載されていました。
信者は「クリア」と呼ばれる状態に達するべく尽力し、レベルアップ(このレベルを
「セイタン・レベル」と呼ぶらしい)を繰り返さなくてはならない。
セイタン・レベルのアップは、主にお金でも購入できるのだが、お金が支払えない人は、
過酷で非人道的なリハビリを受けなくてはならないとされています。
また、「地球にエイリアンが存在する」という事実を知るためにもお金が必要であり、
その金額は、アメリカで家を一軒建てるほどの高額であるということです。
このような内部事情に精通している資料が公開され、教団側は異例の事態に
追い込まれました。
しかし、ユリウス・ベアの一件で、ウィキリークスと勝負しようとしても
勝ち目はないとわかっていたのか、その当時、教団の弁護団は訴訟という形を
取りませんでした。
最初から、情報漏洩に関しては、白旗を挙げざるをえなかったものと思われます。
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