ウィキリークス創設

ウィキリークス創設

アサンジ氏は、数々の政府レベルの機密を得ることで、その後の活動方針を徐々に
確立していきます。

そして自分の思想を最大限に反映させて活動すべくネットワーク「ウィキリークス」の
構想を固めていきました。

彼の幼少期を振り返ると、その人生は旅の繰り返しでした。

アサンジは、ウィキリークスでの活動のため、世界各地を放浪し続け、彼のその人生は
人々によく「City to city, country to country"(街から街へ、国から国へ)」と
表現されます。

その中で、沢山のコネクションをつくり、また沢山の協力者を得て、組織作りを
していったのです。

多くのハッカーやプログラマーが、彼の政治意識に賛同し、ウィキリークス設立に
携わるのですが、その中でも最もアサンジ氏が尊敬し、信頼していたのは、
ダニエル・エルズバーグ氏(ベトナム戦争の詳細を内部告発して、戦争を早期終了
させた元軍人)です。

またウィキリークスのスポークスマンとして活躍したダニエル・D・ベルク
(現在はウィキリークスを脱退)は元々会社勤務のプログラマーでしたが、
アサンジ氏の活動に賛同し、最終的には自分の勤務先を退職し、ウィキリークスの
活動に専念するようになります。

こういった力強い協力者とボランティアに囲まれ、2006年にウィキリークスを設立、
ドメイン「wikileaks.org」「wikileaks.info」「wikileaks.cn」も取得し、
組織としての活動を開始したのです。

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