ダニエル・エルズバーグ

ダニエル・エルズバーグ(Daniel Ellsberg)

ダニエル・エルズバーグ氏は、「アメリカで最も危険な男」として知られている、
米軍アナリストで、熱心なウィキリークス支持者でもあります。

彼はかつて、ベトナム戦争中、軍の最高機密情報を告発し戦争を早期終結、
そしてニクソン政権を失脚させたとして米国内で非常に支持された一方で、
軍の内部告発者として、反逆罪で起訴されています。

俗に「ペンタゴン・ペーパー」と呼ばれるその軍機密情報を漏洩させたことから、
「最も危険な男」と呼ばれるようになりました。

そういった経緯は、米軍機密情報のメガリークを成し遂げたアサンジ氏が、
米政府及び米軍に危険視されるようになった経緯と重なる部分が多いでしょう。

エルズバーグ氏は2006年に初めてアサンジ氏から手紙を受け取ります。

アサンジ氏は、まだ産声も挙げて間もないウィキリークスを世に知らしめ、
その存在を認めさせるために、エルズバーグ氏のような世界的有力者の助力を
必要としていました。

そして例によって、エルズバーグ氏は、アサンジ氏の様々なアイデアに共感し、
更に感銘を受け、それ以来、今にまで続く良好な関係を維持しています。

アサンジ氏は心からエルズバーグ氏を尊敬し、ファーストコンタクト以来、
何度も自分のアイデアを彼に送っています。

エルズバーグ氏はウィキリークスの顧問ではないものの、メディアで常に
ウィキリークスを擁護し、ウィキリークスの活動を支持するように呼びかけています。

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